
- 今のままの自分じゃダメな気がする。
- 自分を変えたい
- 人生を変えたい
自分の人生について見つめたとき、一度はこんな風に思ったことある方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを持っている方にぜひ読んでほしい本があります。
それが『7つの習慣』です。
- 自分を変えたい人
- 家族や友達との人間関係を良好に保ちたい人
- 営業が上手くいってない人
以上のようなかたは、ぜひ本書を手に取ってほしい!
ただし、とても読みにくい本なので関連本でもよいでしょう。
【書評No.7】『7つの習慣』から学んだこと!自分を変えたい人必読!
『7つの習慣』は、名著と呼ばれ、自己啓発書・ビジネス書のトップとして長年読まれ続ける大ベストセラー本。
読んだ経緯
一言でいって、話題にあがっていたから!
僕は人気の本でもそうでない本でも手当たり次第に読む癖があり、本屋で見つけたので何の気なしに購入しました。
しかし!
買ったもののちょっと読んですぐに読みにくすぎて放置。積読本となっていました。
※詳しくは、「『7つの習慣』が読めない人へ!挫折の原因とおすすめの読み方!」に書いたので、気になる方はそちらをご覧ください!
去年ふと積読本を読もうという気になって読んでみたのです。
やっぱり読めなくて、途中でマンガ版をはさみましたが、無事読了!


呼んだ理由は結局、たまたまです(笑)
著者:スティーブン・R・コヴィー博士のプロフィール
自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりに選ばれている。
国際的に高く評価されるリーターシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。
著書『7つの習慣』は全世界で販売部数 3,000 万部を記録し(40カ国語に翻訳)、20 世紀に最も影響を与えたビジネス書の 1位に輝いている。
ほかにも、『原則中心のリーダーシップ』、『7つの習慣 最優先事項』、『第 8 の習 慣』、『子どもたちに「7つの習慣」を』などベストセラー多数。
・・・
ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。
2012年7月、79年の生涯を閉じた。
※太字は著者
引用:Amazon
作品について
ジャンル:自己啓発、人生論、組織論、ビジネススキル
本書の概要
- パラダイムと原則
- 第1の習慣:主体的である
- 第2の習慣:目的を持って始める
- 第3の習慣:最優先事項を優先する
- 信頼残高
- 第4の習慣:Win-Winを考える
- 第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
- 第6の習慣:シナジーを創り出す
- 第7の習慣:刃を研ぐ
重要ポイント
重要ポイントはたくさんあって全部書ききることはできません。
なので、特に「なるほど!」と思ったことを3つ紹介します。
影響の輪と関心の輪
人は誰しも日常生活の中にたくさんの関心事があります。
健康・家族・仕事・友達・経済・平和・・・
世の中の事柄人それぞれ
- 関心を持っていること(関心の輪)
- 関心を持っていないこと(関心がない領域)
2つに分けることができる。
ここで問題なのは「関心の輪」!
関心・興味を持っていることは、さらに2つに分けられます。
関心の輪
- 関心の輪…自分でコントロールできない
- 影響の輪…自分で直接コントロールできる
極端な例では、Twitterのフォロワー数を増やすことは、関心の輪。
純粋なフォローは、相手がしてくれるので自分で直接、フォローしてもらうボタンを押すことはできません。
一方、ツイート数を増やすことは、影響の輪。
自分で好きにツイートできるので直接コントロールできます。


※フォロワー数を増やす方法はたくさんあるから、フォロバ企画などしたら、影響の輪に入るね。
興味・関心があっても自分でコントロールできない関心の輪に、時間やエネルギーを使うのはとてももったいない!
同じ時間やエネルギーを使うなら、自分でコントロールできる影響の輪に使いましょう!
そうすれば、影響の輪が大きく広がり、関心の輪にも影響を及ぼせるようになるのです。
さっきの例でいえば、ツイート数を増やすことにより、あなたの投稿を目にする人が増え、フォローしてくれる人が増えるかもしれません。
これは直接コントロールできなかったフォロワー数に影響を与えたと言えます。


できる人は影響の輪に時間とエネルギーを使っているんだね。
時間管理のマトリックス
第3の習慣「重要事項を優先する」の重要な考え方。
緊急軸と重要軸にそって、自分の活動を4つの領域に分けたもの。
自分がいかに「重要で緊急でない活動」を後回しにしているのか考えさせられます。
信頼残高という考え
信頼は銀行口座と同じように預け入れも引き出しもできる。
学生時代の友人などは、信頼残高がたまったまま、引き出されていないので久しぶりでも昔と変わりなく話すことができます。
一方、家族や同僚・上司など毎日のように顔を合わせる人は、信頼残高は預け入れがあっても引き出しもあるから、常に預け入れが必要。
日頃から接していると、継続的な期待があるので、たとえ昔預け入れをたくさんしていたとしても、その効果は消えていってしまうのです。
感想
正直、めちゃくちゃいい本だと思いました。
ただ、本書を受け入れる体制・心の余裕がないと反発心しか生まれないかも。
例えば、尊敬しない上司に読めと言われて、いやいや読んだとしても本書から何も得ることができないでしょう。
そして、きちんと理解して実践できるまで落とし込めるかも問題。
どんなに良いことが書かれていても、なんとなくわかったで終わってしまったら何にもなりません。
なので、本書は読む人とタイミングを選ぶ本です。
『7つの習慣』の一般評価・口コミ
Amazonでの評価
- 『完訳版』:
レビュー数:694 - 『旧版』:
レビュー数:572
良い評価


人生最大の恩書
・・・抜粋・・・
『7つの習慣』は、何度読んだか分かりませんが、これまで数十冊読んだ人生論の本の中でも、最高の本だと思っています。
この本のおかげで、自分の『物の見方』を変えて、自分の『あり方』を前向きに改めることが出来ました。それまでとは世界が違うものに見えるようになり、「人生とはなんと素晴らしいものなんだろう!」と、心から思えるようになりました。
※太字は著者
引用:Amazonレビュー


人生が変わりました。感謝してます。
理解し落とし込むことが極めて難しいのがたまにキズだが、幸せな人生を生きるために大切なことが完全に網羅されている本。
一度読んだだけで理解できると思わない方が良い。読み込んで、理解して、行動すれば、素晴らしい人生を歩むことが出来る。
5年以上かけて、何周もこの本を読んでいます。その間に夫婦関係は良くなり、友達も素敵な人が増えていき、自分の事業も飛躍的に良くなりました。
星の少ないレビューを見て下さい。彼らのレビューを読めば、いかにこの本を理解できていないかという事が分かります。彼らが指摘することへの回答はほぼ全て、本の中に書かれています。
確かに冗長で読みづらく、しかもとんでもないボリュームなので、彼らの気持ちはわかりますが…
この本は人生を変える力を持っています。高額なセミナーも良いですが、その前にぜひこの本を読んでみてください。
引用:Amazonレビュー
悪い評価


万人に当てはめて考えるには浅慮
・・・抜粋・・・
内容は「で?何が言いたいの?」と何度も思うほど結論に至るまで冗長な文で構成されている。尚且つ、基本的にはご都合主義で簡単に○○した結果、成功!すごいでしょ!と書かれているだけで対して洞察に優れた内容でもない。
そこら辺にありふれている綺麗事を並べて気持ちよくなっている飲み屋のおじさんの話をシラフで聞かされている気分だった。
※太字は著者
引用:Amazonレビュー
低評価の方が圧倒的に少ないですが、その理由としては「読みにくい」ということが一番。
▶『7つの習慣』が読めない人へ!挫折の原因とおすすめの読み方!


【書評No.7】『7つの習慣』から学んだこと!自分を変えたい人必読!まとめ
本書を購入してから読み終わるまでに、実に15年くらいかかりました。
なんとなく読み始めたけれど読んでよかった!
ほんとはみんなにおすすめしたいところだけど、「変わりたい!もっと頑張りたい!人間関係良くしたい!」と思っていない人にはただの読みにくい本でしかありません。
- 自分を変えたい人
- 家族や友達との人間関係を良好に保ちたい人
- 営業が上手くいってない人
以上の人は、ぜひ本書を手に取ってください!
難しくて読めなそう!という方は様々な関連本が出ているのでそちらで挑戦してみてください!
▶『7つの習慣』が読めない人へ!挫折の原因とおすすめの読み方!
2013年発売の完訳版。
1996年発売の旧版もまだあります。
- 書籍名:7つの習慣
- 著者名:スティーブン・R・コヴィー
- 出版社:キングベアー出版
- 出版日:1996/12/25
- キーワード:自己啓発、人生論、組織論、ビジネススキル
\どんな本読んでいる?/
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