インスタグラムマーケティングの基本についてまとめました。
SNSマーケティングの中でも写真を中心にマーケティングする『インスタグラムマーケティング』
「今から始めるにはもう遅いかな…」と思ってる人もいると思いますが、今から始めても全く問題ありません!
むしろ、大変な今の時期だからこそSNSマーケティングは役立つのです。
この記事では、個人でも企業でもインスタグラムマーケティングの基本を解説します。
- インスタグラムマーケティングを始めようか悩んでる人
- 飲食店など個人営業のお店を経営している方
以上の方、はぜひ参考にしてください。
まずはビジネスアカウントでの有料広告は考えない範囲でできることをやりましょう!
インスタグラムマーケティングとは?必要な理由
インスタグラムマーケティングは現在では必須の戦略です。
インスタグラムマーケティングとは?
インスタグラムマーケティングの一番の特徴はずばり、無料で勝手に営業してくれる、つまり無料の広告になってくれることです。
インスタグラムは無料で始めることができて、さらにバズればインスタグラム側が拡散してくれます。
自分だけでお客さん1人1人に挨拶や営業するよりもはるかに効率が良いのです。
また、テレビや新聞、雑誌の広告を出すよりはるかに低コストで運用できます。
インスタグラムマーケティングが必要な理由
時代の変化
2020年現代はデジタル時代、誰もがスマホを持ち手軽に情報を手に入れる時代です。
テレビや新聞、雑誌がメインだったときとは違います。
誰でもどこでもスマホを持って自由に調べることができるので、インターネット上に何も情報がないお店は存在しないも同然になってしまうのです。
お店の看板
例えば、看板のないお弁当屋さんと看板のあるお弁当屋さんを比べるとします。
看板のないお店はお客さんを呼び込むために、お店の人が外で「おいしいお弁当いががですか?」と声かけする必要があります。
看板がない分、この建物でお弁当を売ってるとアピールするためには自分でお客さんに声をかけるしかないのです。
一方、看板のあるお弁当屋さんはお客さんを呼び込むために、お店の人がわざわざ呼び込まなくても看板を見ただけで人は集まってきます。
外でお客さんに呼び込む必要もなく、中でお弁当を作って待ってる余裕ができ、お客さんが来たらすぐにお弁当を渡すことができます。
つまり、インスタグラムはお店の看板と同じような効果を持つのです。
インスタグラムでお店のお弁当を見たお客さんは「写真で見たお弁当がおいしそうだから、明日買って帰ろう」という気持ちになります。
これがインスタグラムマーケティングの成果となるのです。
インスタグラムマーケティングのステップ
インスタグラムマーケティングの最終的な目標は見た人に商品を買ってもらうことです。
そのためのステップは全部で4つあります。
- 見てもらう
【拡散】 - いいなと思ってもらう
【いいねをもらう】 - ファンになってもらう
【フォローしてもらう】 - 商品を買ってもらう
【ホームページや店頭で購入してもらう】
1つずつ見ていきましょう。
見てもらう
一番初めのステップは、インスタグラムのアカウントを見てもらうことです。
どんなにおいしいお店が目の前にあったとしても、看板がなかったら入ろうとは思いませんよね?
それと同じでまず看板、つまりインスタグラムのアカウントを見てもらう必要があります。
インスタグラムも拡散してくれますが、インスタグラムのアルゴリズムは変わりやすく、何をすれば確実に拡散してくれるかは公表されていません。
インスタグラム側に頼り続けてもいつバズるか(拡散するか)わからないし、時間もかかるので、自分でできる拡散方法をご紹介します。
- ハッシュタグや場所のタグを付ける
- いいねやコメントをしにいく
つまり、バズを自分から起こすのは難しいから、自ら行動するということだね!
ハッシュタグや場所のタグをつける
インスタグラム内でハッシュタグや場所のタグをグーグルの検索のように使う人は年々増えています。
細かい情報だとグーグルで調べた方が効率がいいのですが、今の現場を見たい、今の情報を知りたいという人はハッシュタグや場所のタグをスマートに活用してるのです。
例えば、「日比谷公園のネモフィラはもう咲いてるのかな?」と疑問に思った時、インスタグラムのハッシュタグで検索するとその答えがすぐに出てきます。
インスタグラムの場合、日比谷公園とはどんなところなのかというまとめを簡単に見ることはできません。
ですが、ユーザーにとって今の現場の様子を見るにはとてもいいツールなのです。
逆に考えると、個人や企業側もハッシュタグを上手く使えば、ユーザーの役に立ち、見てもらうきっかけになります。
投稿する写真にハッシュタグや場所のタグを付けることを習慣化して、ユーザーに見てもらえる確率をあげましょう。
いいねやコメントをしにいく
ハッシュタグや場所のタグは自分が発信するものに加えるものですが、いいねやコメントは自ら営業しにいくようなイメージです。
タグを付けるよりはハードルが上がりますが、いいねやコメントのほうがタグよりもインパクトが大きので見てもらえることもあります。
気をつけたいのが、いいねやコメントをしにいくユーザーを間違えないことです。
自分は美容系のアカウントなのに、美容系に全く興味のないバイクを載せているアカウントにいってコメントしたところで自分のアカウントを見てもらえる確率はほぼありません。
せっかく時間を使っているのなら、自分のアカウントがターゲットとする人にいいねやコメントをしにいきましょう!
いいなと思ってもらう
2つ目のステップは「いいな」と思ってもらうことです。
ユーザーがアカウントを見て「いいな」と思うには、ユーザーにとって気になることだったり、興味のあるものではないといけません。
人によって好みは違いますが、相手にとって気になる情報やお得な情報を見て「いいな」と思ってもらうことが重要です。
ファンになってもらう
「いいな」と思ってもらった先にファンになってもらうことが目標です。
ただただ「いいな」と思われるだけだと、いいねをしてアカウントを去ってしまいます。
何度も投稿を見てもらうためにはフォローしてもらわなければいけません。
ですが、フォローというのはそんなに単純ではありません。
フォローしてもらうには「いいな」だけでなく「ファン」になってもらう必要があります。
まず初めに自分がいいなと思って、何回も見に行きたくなったアカウントを想像してみてください。
『料理が好きでキッコーマンのレシピが気になるからアカウントをフォローした』というような理由が人の頭の中にはあります。
ユーザーにとってそのアカウントが気になる理由がないと「いいな」で止まってしまうのです。
ファンになってもらうには、ファンが気になるものを日々研究して投稿していくしかありません!
商品を買ってもらう
最終的なゴールが商品を買ってもらうということです。
人に見てもらって、いいなと思ってもらって、ファンになってもらって、ようやく商品を買ってもらえるのです。
さらにファンになった人が商品を買ってくれた場合、インスタグラムを使ってその商品を投稿してくれます。
これは広告してくれているのと同じ!
インスタグラムマーケティングの成果は信頼に繋がっているので、ゴールには今までのステップを1つでも抜かしてしまうと、成り立ちません。
それだけインスタグラムマーケティングの成果が大事なのです!
この例えがインスタグラムでも同じことが言えるのです。
インスタグラムで人が拡散してくれなくなるということは、お弁当屋さんの看板がなくなるということ。
看板がなくなると、自力でお客さんを掴むためにいいねやコメントをしに行かなくてはなりません。
逆にインスタグラムでたくさんの人が投稿し拡散してくれる、つまり看板のあるお弁当屋さんは自力で営業をしに行かなくても勝手に人は集まってきます。
インスタグラムマーケティングの見本となる企業5選
インスタグラムマーケティングの方法は企業によってそれぞれ違います。
ですが、どの企業にも当てはまるのがインスタグラムのアカウントから自分の生活と一緒にイメージできること!
自分が普段してる行動を少し連想できることだったり、悩んでることや知りたいことの結果を投稿しています。
インスタグラムマーケティングの特徴は、無料で勝手に営業してくれるところと書きましたが、そこに必要なのは見てる人にイメージしやすいアカウント作りです。
スターバックス公式
スターバックスの上手なところは最新の飲み物などをさらっと紹介しているところです。
最近の投稿だと飲み物と一緒にシチュエーションが描かれてる写真も多くあります。
自分が実際ドライブするときに「スタバに寄ろうかな」とふと思わせてくれるので、私生活とスタバのイメージがしやすいのです。
キッコーマン
キッコーマンのアカウントはキッコーマンの醤油などの調味料を使ったレシピを公開しています。
「キッコーマンのお醤油です」とお醤油の写真だけが載っているよりも、レシピと一緒にどのお醤油がいいのかを説明してくれたほうがイメージしやすいですよね?
見てる人からしても、お醤油の違いは言葉ではわかりません。
出来上がったお料理とレシピを見て、「このお料理にはこのお醤油がいいんだ〜」という発想が生まれます。
試食ができない人のためにもデジタルで伝えるにはとても参考になります!
IKEA
IKEAといえば家具というイメージがありますが、雑貨などを使った写真もインスタグラムにあげていて身近に感じられます。
実際お花をもらったタイミングでこの投稿を見たら、きっと欲しくなってしまう花瓶です。
IKEAは大きな家具以外にも小さな雑貨を使った投稿がかわいらしくて、大きな買い物をしにIKEAに行くという印象が薄れ雑貨を買いに行きたくなります。
いい意味で大きな家具屋というイメージを壊してますね!
GU
GUのアカウントでは、GUの洋服を取り扱ったコーディネートを投稿していることがたくさんあります。
ただ「新作の洋服が出ました」というようなTシャツの写真1枚が載っているよりも、コーディネートされた全体的な雰囲気を見たい人も多いはず。
そんなコーディネート全体を載せて、見てる人に服のイメージをさせているのがGUはすごいんです。
さらに実際GUの服をコーディネートしたユーザーの投稿をリポストもしているところがユーザーとの繋がりを大事にしています。
Canon EOS M200
このアカウントでは、Canonのミラーレスを実際に使ってる人の投稿をリポストしています。
企業側の視点とはまた違ったユーザー視点の写真を見ることができるので、買おうか悩んでる人には口コミのようなアカウントです。
カメラを買おうと思ってもどんな風に写真を撮れるかは、外で試してみないとわかりません。
よって、実際カメラを使ってる人の写真を見て買おうか選べるのは、悩んでる人にとってはすごくありがたいはず!
インスタグラムマーケティングまとめ
インスタグラムマーケティングの基本についてまとめました。
インスタグラムマーケティングとは企業の看板であり、無料で勝手に営業してくれるツールなのです。
自分の売りたいものを見せて、いいなと思ってもらって、ファンになってもらうというのがインスタグラムマーケティングの基本!
インスタグラムマーケティングによって企業の信頼を高めることができ、最終的にはユーザーが購入するのに貢献します。
新型コロナウィルスでお客さんが減っている今からでもインスタグラムマーケティングは遅くはありません。
投稿したからといってすぐに結果は出ませんが、投稿することによってユーザーの目には止まるはずです。
これからインスタグラムマーケティングを始めようとしてる人もぜひ参考にしてみてください。
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