SNSマーケティングでも使われるインスタグラム。
使い方次第で見てくれるユーザーがブログやホームページまで見に来てくれることもある大事なツールです。
当記事では、そんな大事なマーケティングツールのインスタグラムでよく使われるStories (ストーリー)の上手な活用法をご紹介します。
- 企業やお店のSNSマーケティング担当者
- ストーリーをたくさんの人に見てほしい方
こんな方は、「ストーリーが見られない!」という悩みを解決しますので、ぜひ参考にしてください。
【SNSマーケティング】インスタのストーリー機能で大切なこと
そもそもインスタグラムのストーリー機能は相手の信頼を得るためのものということがキーポイントです。
何かを売ったり宣伝すると場合によっては逆に信頼をなくしてしまうこともあり得ます。
ストーリーで大事なのは『私はこう言う人』を見せること!
例えば『私はフォトグラファー』というのを見せたいなら、写真を撮ってる様子や編集してる様子をストーリーに載せるとユーザーからの親近感が湧きます。
ありのままの自分を見せて、相手の信頼を得ることが大切です。
信頼を得ずに、次のステップであるセールスは成り立ちません。
ストーリーを見てくれる人から「反応がない」「時間使っても売れない」と思ってる人もまずストーリーの定義を考えれば肩の荷が降りるはずです。
ストーリーから直接売り上げを伸ばすというプレッシャーは全く感じなくて大丈夫!
『インスタグラムのストーリーは初めの信頼を得る道具』ということをよく覚えておきましょう。
【SNSマーケティング】インスタのストーリーの上手な活用法
インスタのストーリーの上手な活用法は大きく分けると3つあります。
- ハッシュタグや場所のタグを使う
- 問いかける系の機能を使う
- 1日にたくさん投稿する
それぞれ深掘りしていきましょう。
ハッシュタグや場所のタグを使う
インスタグラムの写真投稿もハッシュタグ(#)や場所のタグ(@)をつけられますが、ストーリーにもつけることができます。
ハッシュタグや場所のタグがついているとインスタグラムが勝手に自分のストーリーを取り上げてくれて、同じタグを検索してる人にも届きます。
フォロワー以外にもタグで検索した人があなたを見かけ、フォローする確率が高くなるのが一番のメリットです。
新しいフォロワーさん獲得のチャンス!
例えば、『#東京タワー』をストーリーに載せたとすると、『#東京タワー』と調べた人の左上に自分があげたストーリーが出てきます。
場所のタグも同様なので、せっかくストーリーを載せるならタグを付けて損はありません。
これによってあなたをフォローしてない人にも届く可能性が高くなり、見てもらえる場所を作ることができます。
ただし、ここで気をつけたいことが2つあります。
小さすぎるハッシュタグやタグはNG
ストーリーに小さすぎるハッシュタグ(#)や場所のタグ(@)をつけると、インスタグラムが取り上げてくれないことがあります。
AIなど機械で判断しているので、あまりにもタグが小さすぎると認識できません。
大きすぎるのは少し恥ずかしいという人は、他の人が見づらい下の方におくのもありです。
ハッシュタグを極端に上や下に置かない
ハッシュタグで検索しているユーザーに見つけてもらうには、ストーリー上のどこにおいても大丈夫です。
ですが、逆に自分のストーリーからハッシュタグやタグに飛んでほしいときは極端に上や下、左や右におかにようにしましょう。
ストーリーで極端に上、下、左、右にあるハッシュタグをタップしようとするとうまく押せません。
- 上:ストーリーを投稿してる人
- 下:メッセージを送る
- 右:前のストーリー
- 左:次のストーリー
それぞれに飛んでしまうので気を付けてください!
問いかける系の機能を使う
ストーリー内にアンケートやクイズなど見てくれてる人に問いかける機能があるのをご存知ですか?
実はこの機能、見てくれる人と親近感を得ることもできるし、データ収集にも使えて超便利!
こんな便利な機能を無料で使えるのだから、使わない手はありません。
アンケート機能は全部で3つあります。
- 2択のアンケート
- 質問
- クイズ
どれも使い分けると便利で、1つ1つメリットが違うので解説していきます。
2択のアンケート
このアンケートは自分が2つのことで迷ってるときやデータ収集として使うことができます。
例えば、青のカバンと黒のカバンのどちらか1つだけしか予算的に販売できないとします。
どちらもすごく良くできているけど、どっちにしよう??
そういうときにストーリーのアンケートで『みんなは青と黒のカバンどっちがタイプ?』と聞くと、ユーザーはどちらが好みか投票してくれます。
アンケート結果はパーセンテージでインスタグラム上で見ることができるので、自分でエクセルにまとめる必要もありません。
そのパーセンテージを元にユーザーは何が好きなのか、または今後のセールスを考える手段にもなります。
客観的に誰かに判断してもらいたいときなど、ユーザーの意見を聞くことができるのがとてもありがたいシステムですよね。
アンケートが終わった後は、必ず見てくれた人や投票してくれた人への感謝の気持ちをストーリーに投稿するのも信頼を得るには大事なポイントです。
投票結果と一緒に「ありがとう」の言葉を忘れずに!
質問
質問は見てくれる人がタイピングしてくれるので、ユーザーからの意見をそのまま聞くことができます。
例えば、自分がユーチューバーだったとして、次回どんな動画をあげようか悩んでいたとします。
動画ネタが思いつかない。どうしよう。
そこで『今度のYouTubeで見たいものありますか?』と聞くと、ストーリーを見たユーザーは、見たいものを提案してくれるはずです。
あなたが考えたこともなかったユーザー目線の見たいものを教えてくれる、とても貴重な意見箱になります。
また、あなたがユーザーの意見を聞いて動画を作ったとすると「私の意見が通った!」と喜んでくれるるでしょう。
質問を出したあなたと答えてくれたユーザーで信頼に繋がるのです。
ここでもユーザーが大事な時間をわざわざ使ってくれて、入力してくれてるので感謝の気持ちは忘れずに!
クイズ
見てくれる人との距離を縮めたいときに使えるのがクイズの機能です。
これは他のアンケートや質問と違って、ただただ自分のことを知ってもらいたいときに使うと良いです。
例えば、『今日最悪な出来事がありました。それは何でしょう? 1.遅刻 2.スマホを落とした 3.田んぼに落ちた』と聞いたとします。
その答えが『田んぼに落ちた』だったとしたら、見ている人にもあなたの今日の最悪な出来事が伝わるでしょう。
そして、ただ田んぼに落ちたと事実を伝えるよりも、クイズを通して「これだったら最悪だな」とユーザーが考えたことで、共感しやすくなります。
もし「私も田んぼに落ちたことあるよ」という人がいたら、同じ経験をしているからこそ、より強く共感を得ることができるでしょう。
共感を得ると、あなたとの距離も少し縮まり、最終的には信頼へと繋がります。
ただし、気をつけたいのがあまり頻繁にクイズを出し続けないこと!
クイズはあなたを知るいい機会ではありますが、あまりにも多すぎるとあなたの押し売りのように感じてしまいます。
頻度が高すぎると見てる人からは飽きられてしまったり、うんざりされる可能性もあるので、クイズは時々やるくらいが良いですよ!
1日にたくさん投稿する
1日1つストーリーをあげたとすると、ユーザーに見てもらえる確率はたくさん投稿してる人より低いのです。
ストーリーはホーム画面の上にあり、自分がフォローしているけれど見てない人のストーリーが順に並んでいます。
- 最新投稿が新しい
- 親しい人
つまり、新しく投稿が追加されたものは、そのたびに前に出てきます。
1日にたくさん投稿するということは、投稿するたびに左側の見てもらいやすい位置にくるということです。
朝、昼、夜とあげれば、ユーザーがインスタを見るタイミングによってはホーム画面の1番前に出る可能性が高くなりますね。
なるべく多くの人に見てもらいた人は、1日に最低3つストーリーを投稿してみましょう!
【SNSマーケティング】インスタのストーリーを見られない?見てもらう方法まとめ
インスタグラムのストーリーを上手に活用する方法をまとめました。
大事なポイントはインスタのストーリーは『自分を知ってもらい信頼を得るためツール』だということです。
一部をのぞきストーリーでセールストークや宣伝をすると、逆に信頼を失う可能性も出てきてしまいます。
信頼を得て、セールスへとうまく運ぶためにもまずユーザーにあなたを知ってもらうことが1番大切です。
- ハッシュタグや場所のタグを使う
- 問いかける系の機能を使う
- 1日にたくさん投稿する
これからインスタのストーリーでマーケティングをする人はぜひ参考にしてみてください!
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