【2021年導入】大学入学共通テストへ向けて【センター試験終了】

新方式大学入学共通テストの傾向と対策受験勉強
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こんにちは、タズキ(@tazukiblog)です。

2020年(令和2年)1月19日をもって1990年(平成2年)1月13日より、31年間続いていた「大学入試センター試験」が終了しました。

そこで、来年2021年(令和3年)より導入される大学入学共通テストについて解説します。

  • 2021年受験予定の現・高校2年生とそのご両親
  • 2020年最後のセンター試験で失敗してしまった現・受験生とそのご両親

ご参考にしてください。

実は、僕はセンター試験を5年も連続で受験した過去を持つほどの、センター試験マニア(笑)

最終的な大学入学後も趣味として受験しようかと思ったほど、センター試験には思い入れがありました。

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【2021年導入】大学入学共通テストへ向けて【センター試験終了】

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大学入学共通テストについて発表されていることをまとめました。

大学入学共通テストとは?

大学入学共通テストとは、2020年までのセンター試験の後釜となる国公立大学の受験で必須、また一部私立大学でも応募可能な試験です。

国の教育改革(高大接続改革)の中で、大学入試の転換が決まり、受験生ならほぼ全員受験すると言ってもいいほどのセンター試験が変わることになりました。

大学入学共通テストでは、これまで以上に多面的・総合的に能力を評価する入試への転換が掲げられています。

入試を通して暗記ではない本質的な能力を育もうということですね。

変更される背景

国際的に目まぐるしく変化する現代社会で少子高齢社会を迎える日本は、子どもたちが自ら問題を発見し他社と協力して解決していくための資質や能力を有する必要があります。

そこで、国は、変化する社会に対応できる能力の育成、評価ができるよう高校教育大学教育大学入試を三位一体で改革しようという「高大接続改革」を始めました。

第一回実施期日

2021年(令和3年)1月16日(土)、17日(日)

今までのセンター試験と同様、1月の第3土曜日曜です。

大学入学共通テストと大学入試センター試験の違いは?

暗記で回答できる問題から思考力が試される問題になる、つまり読解力を問う問題が増えるという問題自体の内容の違いがあげられます。

そして、難易度があがることも確実です。

それに伴いテスト形式も大幅に変化します。

  1. 国語と数学で記述式を導入
  2. 英語筆記は「リーディング」に名称変更
  3. 英語「リーディング」と「リスニング」が同配点に
  4. 英語の発音、アクセント問題が消滅
  5. 英語の設問は全て英語になり単語量増加
  6. 物理・科学・生物・地学では選択問題の廃止
  7. 英語4技能重視で資格・検定試験を大学に提供できるように(大学入試英語成績提供システム)

特筆すべきは、「記述式試験」が導入されることでしょうか。

ただし、2020年1月21日現在、来年度の第1回大学入学共通テストにおいて、下記の導入が見送りになりました。

  • 記述式問題の導入
  • 資格・検定試験を大学受験に利用する「大学入試英語成績提供システム」の導入

記述式では採点に時間がかかるし、難しいよね

テスト内容の変化はともかく、テスト形式の変化はシステムの導入など簡単に済む問題ではないので、高大接続改革通りの試験実施には時間がかかりそうな印象です。

また、今後、地歴・理科についても記述式の導入も今後検討されています。

大学入学共通テストの問題はどんなの?【傾向】

残念ながら来年2021年(令和3年)が初回となるため、過去問からの出題傾向予測ができません。

しかし、共通テストでは、問題作成の考え方として、「知識の理解の質を問い、思考力・判断力・表現力を活用して解く問題を重視する」としています。

ということは、今までだったら暗記科目だった、地理や歴史であっても共通テストでは、単純に覚えているだけで答えられる問題はなくなるということです。

また、英語は簡単な問題は消え、全ての設問が英語になり明らかに難化します。

既に実施された試行調査の結果からも、新しい大学入学共通テストの方が難しいことは間違いありません。

大学入学共通テストへ向けての勉強法は?

残念ながら勉強すべきことは明らかに増えます。

今までの教科書に載っている知識に追加で

  • リスニングの強化
  • 思考力を問われる長文の問題演習

が求められます。

そして、今までのセンター試験では、良問が多く、思考力を問われる問題もたまにあり、なんといっても時間が勝負でした。

思考力を問われる問題が多くなるということは、単純に問題文も長くなることも予想されます。

ということは、さらに時間が勝負となって、ある程度、文章を速く読む能力も必要となってきそうです。

大学入学共通テストに向けての勉強は、まず基礎的な知識を身に付けた上で、思考力を問う問題の演習をたくさんすること。

問題に慣れていなければ、例えよく考えればわかる問題であっても時間切れで最後まで終わらなくなって得点を失ってしまいます。

問題集や予備校などで思考力を問う問題をまとめてくれそうなので、知識を身に付けつつたくさん解きましょう!

先んずれば人を制す。

という言葉があるように、まずすでに実施された試行調査(プレテスト)の問題を力試しに挑戦してみよう!

GOAL(目標)を明確にすることで勉強ははかどります。

今、解けなくてもよいから、1年後、この問題が時間内に高得点取れるようになることをイメージしましょう。

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【2021年導入】大学入学共通テストへ向けて【センター試験終了】まとめ

”たった2日間のテストで人生が決まってしまう”

僕は、センター試験マニアではあったけれど、本当に大嫌いでした。

理由は簡単。一発勝負だからです。

文科省では一時期、センターの一発勝負をやめ複数回受験にするなども検討されていましたがボツになってしまいました。

ただ、今、言えることは、センター試験で思ったようにいかなかったけれど、結局は幸せに生きてます。

人生は失敗して、また挑戦して、成功しても、また挑戦しての繰り返しです。

大学入学共通テストは明らかに難しくなるけれど、それは平均点の落下も意味します。

自分ができなくて周りもできなければ、目指している大学を諦めることないかもしれませんしね!

とにかく後悔のないようにやれるだけのことをやろう!

 

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